ブックタイトルちょっと待った!マンション大規模修繕〈上巻〉

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ちょっと待った!マンション大規模修繕〈上巻〉

ちょっと待った!マンション大規模修繕〈上巻〉151章2章3章マンション改修のポイントトータルメンテナンスのご提案タイル張り仕上げ外壁の改修工法のご提案【2】マンションの寿命を短くするものコンクリートはアルカリ性で、鉄筋が錆びないように保護しています。しかし、環境(雨水、潮風、気温、排気ガス等)の影響により、様々な劣化(中性化、塩害、アルカリ骨材反応、凍害など)を引き起こします。コンクリートの劣化は化学反応で、その反応の全てに水が絡んでいます。さらに、コンクリートは硬化時の乾燥収縮(水分蒸発)でひび割れが発生しやすく、そのひび割れ部は水を始めとした劣化要因(塩分、炭酸ガス、酸素等)の浸入口となり、コンクリートの劣化を早めます。コンクリートの躯体が乾燥していれば、劣化は進行しないといえます。劣化の主犯は雨です。鉄筋コンクリートの躯体に雨水さえ入れなければ、建物本来の寿命をまっとうすることができるのです。