ブックタイトルちょっと待った!マンション大規模修繕〈上巻〉

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ちょっと待った!マンション大規模修繕〈上巻〉

ちょっと待った!マンション大規模修繕〈上巻〉451章2章3章マンション改修のポイントトータルメンテナンスのご提案タイル張り仕上げ外壁の改修工法のご提案6保護材の選定は慎重にタイル仕上げ外壁の劣化を防止するためには、目地モルタルの保護が重要ですが、従来より使用されているシラン系吸水防止剤や撥水剤と言われているものは、ひび割れ部での効果がなく、塗布後一年前後で撥水性が消失し、目地モルタルの風化の進行を避けることができません。また、従来のクリア塗装材は、ひび割れ部で割れたり、耐久性が低いため、経年で剥がれてなくなってしまうなどの不具合が多いようです。さらに、水性エマルション系のクリア塗装材は、水系(乳化剤、すなわち石鹸を含む)のために吸水膨潤して白化したり、黄変が早いなどの不具合があるようです。タイル張り仕上げ外壁用保護材を選定する際には、タイル張りの意匠性を損なわず、長期にわたって目地モルタルを保護できるものを選定することが重要です。