ブックタイトルちょっと待った!マンション大規模修繕〈下巻〉

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ちょっと待った!マンション大規模修繕〈下巻〉

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ちょっと待った!マンション大規模修繕〈下巻〉

6【2】耐久性のある外装材とは印藤設計事務所代表印藤文夫氏(元日本設計取締役設計部長)は、長年の監理の経験に基づいた自著「マンション修繕・管理の実際」(鹿島出版会刊)の中で、次のように記述されています。“アクリルゴム塗料が定期的な塗替えによって所定の伸張性を維持するかぎり、外部からの雨水の浸入もなく、躯体コンクリートの中性化は進展しない。現在までのところ、コンクリート躯体保護機能において、最も信頼できる塗料であると思われる。”また、外壁用アクリルゴム塗料の項に“JISA6021の規格によるアクリルゴム系化粧防水塗料の銘柄にも十数種類のものがあるが、メンテナンスも考慮に入れて長期間の効果を期待するには、アクリルゴム系樹脂固形分が50%を超え、かつ、可塑剤を含まないもので、使用実績も15年を超えるものから選択する。”