建物の防水といえば屋根であり、屋根に比べて面積が大きく、漏水クレームの多い外壁に対して防水を施すという考え方は多くありません。
しかし、「外壁は雨水で濡れやすい」「コンクリートには必ずひび割れが発生する」「コンクリートのひび割れは絶えず動いている」という理由から、東亞合成株式会社では鉄筋コンクリート外壁への防水とこれによる躯体保護の必要性を訴えてきました。
今報では、アロンウオールの防水と躯体保護による建物の長寿命化への寄与を目的として、以下2点について報告しています。
①アロンウオールを施工後最長35年経過した実建物での不着性能、採取した塗膜のゼロスパンテンション伸び量および
疲労試験による長期防水性能の評価結果。
②経年劣化した既存アロンウオールに対してアロンリフレッシュ工法によりメンテナンスした時の防水性能の回復効果
●技術レポート あしばvol.122
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