近畿支部は2府4県を活動エリアにしていますが、近年、近畿エリアでは物流倉庫の新築・改修工事でのアロン工法の採用が増加しています。
温暖化に伴う荒天時の風速・雨量の増加、夏季の気温上昇による構造物の伸縮量の増加等により、建物の漏水リスクは益々増加しています。多くの物流倉庫は交通の要所に立地していますが、沿岸部に近い立地も多く塩害による鉄筋、鉄骨の腐蝕リスクも増加しています。また、保管倉庫の活用効率化の流れと共に保管品の漏水等での汚損に伴う荷主からのクレームも増加していると言われており、近年、屋根・外壁の保護の重要性が益々増加しています。
以前より倉庫建物でのアロン工法は採用されていますが、採用増加の傾向は上記および責任施工による優れた施工実績の積み重ねにより、アロンへの信頼性が浸透している表れと思われます。皆様も倉庫の改修には是非アロン工法をご検討下さい。
代表例の一つとして大阪に本社をもつ株式会社住友倉庫様でのご採用例をご紹介いたします。
アロンウオールはその優れたひび割れ追従性、炭酸ガス遮断性により構造物保護に関する裏付けデータが豊富なことから某ゼネコン技術者のご推薦により住友倉庫様の建物の長寿命化を目的に採用されました。施工後に漏水はまったく発生しておらず、ご採用が増え現在に至っています。
<株式会社住友倉庫> | |
本社 | 大阪市北区中之島 |
倉庫 | 国内では近畿・関東・名古屋・九州・四国を中心に多数の倉庫を保有。 国外ではアジア・北米・ヨーロッパを中心に多数の倉庫を保有。 倉庫業及び運送業・輸出入代行等の事業を全世界で展開、拡大中。 |
アロンウオールの主な採用経緯 | |
1998年 大阪南港 2002年 大阪南港 2002年 東京大井・平和島 2004年 名古屋中川 2006年 大阪安治川・神戸ポートアイランド・東大阪・横浜山下 2010年 名古屋中川 2011年 横浜厚木・大阪三島・東京平和島 2014年 九州 2015年 南港北(新築) 2016年 南港・神戸魚崎・名古屋楠町 いずれも現在に至るまで漏水事故は発生していません。 |
神戸魚崎(2016年8月完工) |
大阪南港(1998年7月施工、2016年9月撮影) |
大阪安治川(2006年3月施工2016年9月撮影) |
同上・壁面の外観 (非常に綺麗) |
同上・出隅・役物周りの外観 (非常に綺麗) |
同上・竪樋金物周りの外観 (非常に綺麗) |